EFFORT

EFFORT.1
包装で食品ロスの問題を改善
包装で食品ロスの問題を改善

農林水産省及び環境省の最新データによると、日本の食品ロス量は522万トン(2020年度)。
近年の食品ロス量は2015年度の646万tがピークで、年々減少しております。
食品ロス削減への意識が高まっているのはもちろん、新型コロナウィルスの影響で飲食店が外食を提供する機会自体が減ったことなどが要因のようですが、
それでも国民1人当たりにすると約113g(茶碗約1杯のご飯くらい)が食品ロスとして、毎日廃棄されている計算になります。

"包装"は食品から切っても切り離せない存在、いわば「食の安心安全のためのインフラ」です。
ポリエチレンやポリプロピレンのような一つの素材だけで利用するだけでなく、複数の素材のフィルムを貼り合わせて積層させることで、個々の素材の機能を合体させて単独では得られない特性を持たせることができます。
また、内容物の食品の特性に合わせ、バリア素材(酸素透過、水蒸気透過)を使用するパッケージ面での提案や、真空包装やガス置換包装といった包装方法の改善提案をすることで、食品の品質を維持(香りや風味・食感・形・色彩など)した状態でより長期間保存が出来るようにし、廃棄を減らすことで食品ロス削減に貢献いたします。

EFFORT.2
カーボンニュートラルと脱プラスチックについて
カーボンニュートラルと脱プラスチックについて

私たちの生活に欠かせない化学製品のひとつ、プラスチック。
包装資材はもちろん、ペットボトル・医療機器・自動車部品・家電など、さまざまなもので使用されています。
廃棄による海洋汚染の観点からプラスチックが注目され、使用量を減らす取り組みが進められていますが、"プラスチックを一切使わない"という選択は難しいのが実情です。
最近では「バイオマスプラスチック」や「生分解性プラスチック」といった、環境に配慮した素材が注目を集めるようになっております。
石油由来の素材とは違い、燃焼時のCO2の排出量は最低レベルのため、脱炭素化に貢献できる素材といえますが、品質やコスト面から見るとまだまだ転換は難しいと言えます。
当社では容器包装が本当に持続可能なものかどうかは、脱プラ効果や食品ロス削減効果だけといった項目で測るのではなく、包装の開けやすさや使った後のリサイクルのしやすさ、容器包装への食品の付着しにくさ(食品ロスの削減)など複数の項目を総合的に考え、包装資材の企画やご提案を行っております。
5年後、10年後には、今とは違ったライフスタイルになっているかと思いますので、社会システムやライフスタイルも含めて考えていく必要があります。
時代と共に求めるものが移り変わっていくのと同様に、当社は常に柔軟かつ広い視点で"地球に優しい包装"を考えていきます。

EFFORT.3
様々な用途に応じたパッケージの製造について
様々な用途に応じたパッケージの製造について

当社では国内での流通だけでなく、日本から海外への流通も視野に入れた包材のご提案も行っております。
国内の流通に比べて、長期保存が出来、なおかつ輸送中の品質がかわらないような包材の組み合わせを用いて、海外への輸出の際もなるべく出来上がりそのままの品質でお届けできるようなパッケージや、老若男女誰に対しても優しいパッケージ(品質を保持しつつ、開けやすい包装など)にもお応えいたします。
メーカーさんに対しても生産性の向上についてより効率的なパッケージングや時間の短縮などパッケージという側面からご協力いたします。